中小企業対策企画委員会主催による「からくり改善くふう展見学会」及び「からくり導入検 討会」が開催されました。 |
2024年11月13日、14日に「からくり改善くふう展見学会」、11月13日に「からく り導入検討会」がポートメッセなごや及び名古屋市内で開催されました。この「からく り改善くふう展」は、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が主催する改善作品 展で、当工業会の標記見学会は4回目の開催となります。 1回目の見学会は、2019年10月にパシフィコ横浜で開催され、2020、2021年度は新 型コロナウィルスの影響で展示会がオンライン開催となり、見学会は中止となりました。 1回目の見学会は中小企業対策企画委員会を対象に行われ好評であったことから、2022 年度の2回目から会員企業全社を対象に開催しました。今回2024年度も、会員代表者の 方のみならず、各社の現場実務者の方も参加いただけるよう参加者を募ったところ、約 60名の方が参加されました。参加者は、それぞれのご都合に合わせて入退場いただき、 全国各地の製造現場での改善活動から生まれた各種の「からくり」(注1)の展示ブースを 各自のペースで自由に見学しました。 「からくり改善くふう展」を見学ののち、会場を移して中小企業対策企画委員会主催 の「からくり導入検討会」が開催されました。鵜飼会長をはじめ、中小企業会員代表者 の方々、顧問弁護士にも参加いただき、見学会の印象を互いに交換するとともに、戦後 から現代までの業界の発展の経緯にも話が及びました。 注1:「からくり」とは、ロボットや強力なモーターなどを使わずに、ワークの自重や周辺のコンベアの 力などを動力として借用し、糸、滑車、傾斜などで細工した仕掛けを生産ラインに設置するもの。 こうした仕掛けは、自ずとコスト節約かつ安全な設備となり、生産ラインの改善につながる。また、 簡素であることからメンテナンスも軽易かつ自前となる。これに加え、生産現場で実務者が創意工 夫をもってムダ、ムラ、ムリを退治する作業改善活動の実践を通じて行われるので、現場の人材育 成の有効な手法となる。 ※「からくり改善」は公益社団法人日本プラントメンテナンス協会の登録商標。 以上 |
中小企業信用保険法(セーフティネット保証5号)の規定に基づく指定業種の延長について |
中小企業信用保険法第2条第5項第5号(セーフティネット保証5号:業況が悪化している業種 に属する中小企業者を支援するための措置)の規定に基づき、令和5年10月1日から令和6年9月 30日までの期間において、「玉軸受・ころ軸受製造業」(日本標準産業分類細分類番号2594)が 指定業種となっていますが、引き続き、令和6年12月31日まで延長となりました。 概要はをご覧ください。 詳しくは、以下の中小企業庁ホームページ、または、お問い合わせ先にご連絡ください。 中小企業庁HP:セーフティネット保証制度(5号:業況の悪化している業種(全国的)) (meti.go.jp) 中小企業金融相談窓口 電話:03-3501-1544(直通) 中小企業庁事業環境部金融課 電話:03-3501-1511(内線 5271) |
中小企業講演会・意見交換会が開催されました。 |
2024年7月18日に、中小企業対策企画委員会主催による中小企業講演会・意見交換 会が大阪科学技術センター会議室で開催されました。会議に先立ち、当工業会副会長兼 専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、引き続き、経済産業省 製造産業局 産業機 械課課長補佐の國府田勝行様より、「中小企業を巡る最近の動向」と題して講演が行われ ました。 講演会では、2050年カーボンニュートラル実現に向けたエネルギー政策・分野別投資 戦略について説明が行われたほか、省エネ・省力化にあたり、「省エネ補助金」、「中小企 業省力化投資補助事業」、「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資 補助金」、「ものづくり補助金」などの補助事業を活用いただきたい旨、説明がありまし た。また、2024年3月価格交渉促進月間のフォローアップ調査結果や大阪・関西万博の 最新動向について説明がありました。 講演ののち、引き続き、意見交換会が行われました。各委員から自社の紹介と併せ、 講演の内容に関連して補助金の申請・活用に加え、賃上げ・人材確保・事業承継など、 様々な話題について話し合いがなされました。 今後も、会員企業の関心事項の講習会・講演会・見学会などを実施する予定です。 以 上 中小企業講演会・意見交換会 大阪科学技術センター 会議室にて |
明電舎沼津事業所工場見学会及び市井工業会会長と中小企業会員との懇談会が開催さ れました。 |
2024年4月11日、中小企業対策企画委員会主催による株式会社明電舎沼津事業所工 場見学会及び市井工業会会長と中小企業会員との懇談会が行われました。 はじめに、会議室にて株式会社明電舎鈴木副社長様及び白鳥常務様よりご挨拶が行わ れ、続いて市井会長より当工業会の紹介を含めた挨拶が行われました。引き続き、ベー カー&マッケンジー法律事務所 長橋宏明弁護士よりコンプライアンスに係る注意事項 について説明があり、その後、株式会社明電舎阿久津本部長様より会社概要及び沼津事 業所のご説明がありました。 説明ののち、2班に分かれて工場に移動し見学コースを回りました。スケールの大き い変圧器工場、スイッチギヤ工場、板金加工工場の見学のほか、安全に対する取り組み を見学しました。「見て、触って、体感する」の体感型教育のもと、Manabi-yaでの3D 機器を使用した実習体験や、VR等による危険なシチュエーションの疑似体験、安全伝 承館での災害ゼロに向けた取り組みについてご説明があり、改めて安全に対する意識の 重要さを再認識しました。 見学ののち、会議室に戻り、株式会社明電舎井上社長様よりご挨拶が行われ、続いて、 質疑応答の時間が設けられました。そこでは、とりわけ、工場での安全管理や環境保全 について意見交換が活発に行われました。 また、工場見学終了後、会場を移して、市井会長と中小企業会員との懇談会が開催さ れました。安全管理の重要性について意識共有がなされたほか、今後の工業会の活動な どについて意見交換が行われました。 中小企業対策企画委員会では、今後も講演会や工場見学会などを実施する予定です。 ㈱明電舎沼津事業所にて |
中小企業対策企画委員会主催による「からくり改善くふう展見学会」及び「からくり導入検 討会」が開催されました。 |
2023年11月15日、16日に「からくり改善くふう展見学会」、11月15日に「からく り導入検討会」がポートメッセなごや及び名古屋市内で開催されました。この「からく り改善くふう展」は、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が主催する改善作品 展で、当工業会の標記見学会は3回目の開催となります。 1回目の見学会は、2019年10月にパシフィコ横浜で開催され、2020、2021年度は新 型コロナウィルスの影響で展示会がオンライン開催となり、見学会は中止となりました。 1回目の見学会は中小企業対策企画委員会を対象に行われ好評であったことから、2022 年度の2回目から会員企業全社を対象に開催しました。今回2023年度も、会員代表者の 方のみならず、各社の現場実務者の方も参加いただけるよう参加者を募ったところ、約 60名の方が参加されました。参加者は、それぞれのご都合に合わせて入退場いただき、 全国各地の製造現場での改善活動から生まれた各種の「からくり」(注1)の展示ブースを 各自のペースで自由に見学しました。 「からくり改善くふう展」を見学ののち、会場を移して中小企業対策企画委員会主催 の「からくり導入検討会」が開催されました。市井会長をはじめ、中小企業会員代表者 の方々、顧問弁護士にも参加いただき、参考になった事例を含めて今回の見学会の印象 を中心に意見交換をしました。 注1:「からくり」とは、ロボットや強力なモーターなどを使わずに、ワークの自重や周辺のコンベアの 力などを動力として借用し、糸、滑車、傾斜などで細工した仕掛けを生産ラインに設置するもの。 こうした仕掛けは、自ずとコスト節約かつ安全な設備となり、生産ラインの改善につながる。また、 簡素であることからメンテナンスも軽易かつ自前となる。これに加え、生産現場で実務者が創意工 夫をもってムダ、ムラ、ムリを退治する作業改善活動の実践を通じて行われるので、現場の人材育 成の有効な手法となる。 ※「からくり改善」は公益社団法人日本プラントメンテナンス協会の登録商標。 以上 |
中小企業対策企画委員会主催による美浜発電所見学会が開催されました。 |
2023年7月21日、関西電力美浜発電所見学会が行われました。原子力発電所の見学 会は、5年前に同委員会で大飯発電所の見学を行いました。その後、ロシアのウクライ ナ侵攻による国際エネルギー情勢の急変などがあり、我が国の原子力政策も大きく転換 してきています。こうした現況を踏まえ、原子力発電の安全対策などを見学する機会を 設けました。当日は、事務局を含め15名の方が参加されました。 美浜発電所は1~3号機の発電施設がありますが、すでに1、2号機は廃炉が決定され、 廃止措置工事が安全最優先で進められています。一方で3号機は2021年7月から、本格 運転を再開しています。日本の原子力発電所は、2011年に発生した東日本大震災の影響 で、福島第一原子力発電所の事故が起こり、それ以降、発電所を稼働するのであれば、 大前提として安全性の確保に万全を期すことが強く求められています。 はじめに、関西電力のPR施設「美浜原子力PRセンター」で、原子力発電所構内を 見学するにあたり、警備上の理由により、見学会に参加される方々の厳格な手続きをも って本人確認が行われました。これを終え同センターにおいて美浜発電所の概要説明を お聞きするとともに、見学者一人ひとりがVR(バーチャル・リアリティ:仮想現実) スコープを装着し、原子炉やタービン建屋等の内部詳細の映像を交えて発電所の仕組み をお聞きしました。その後、同センターから原子力発電所構内に移動し見学を行いました。 最初に、専用バスで構内に入ると、廃止措置工事が行われている1、2号機のタービ ン、復水器があった場所の見学を行いました。タービン建屋のエレベーターで上層階に 上がり、タービンに連結する復水器の巨大なパイプなど、まだ残存している部分の見学 ができました。廃止措置工事は、使用済燃料等を取り出すとともに、施設を解体撤去し、 これに伴い発生する廃棄物の処理処分などが行われます。第1から第4段階までの工程 でその作業が進められ、現在では、第2段階の原子炉周辺設備解体撤去期間となってお り、廃止措置も安全最優先で2045年度まで続けられます。 その後、バスで構内を移動し、現在稼働している3号機の外側に設置された安全性向 上対策工事(燃料取替用水タンク、復水タンク、1次系純水タンク、原子炉格納容器外 部遮へい壁、防潮堤、32m構台など)の見学や、緊急時対策所の見学が行われました。 ここでは、24時間体制で発電所内部を監視できるようになっており、緊急時には、現地 の対策本部長をはじめ、各スタッフが本店等の関係箇所と連携を密に事故収束に向けた 指揮命令等を行うための施設になっています。適宜、関係箇所に情報が送信できるよう に発電所内部の数値等が映し出されるデジタル化された掲示板が設置されていました。 今回の美浜発電所見学会を行い、安全対策として、①地震や津波など自然現象から発 電所を守る対策、②電源や冷却機能の強化などの原子炉を安定的に冷却し重大事故を防 ぐ対策、③格納容器の水素爆発防止対策や緊急対策施設などの万が一の重大事故に対応 するための対策、④テロなどのあらゆる事態への対策などが実施されており、原子力発 電所が安全第一で運営されている現状を見学することができました。 今後も、中小企業対策企画委員会では、講演会や工場見学会などを実施する予定です。 「美浜原子力PRセンター」にて |
下請代金支払遅延等防止法(下請法)に関する講習会及び中小企業講演会・意見交換会 が開催されました。 |
2023年5月24日に、下請代金支払遅延等防止法(下請法)に関する講習会が大阪科 学技術センター会議室で開催されました。今回は、近畿経済産業局 中小企業課 取引適 正化推進室 室長補佐の本村様、同室下請代金検査官の北澤様を講師にお迎えし、講習会 が行われました。本講習会は、中小会員企業のみならず、大手・中堅の会員企業にも直 接関係する重要なテーマであることから、会員企業全社に参加を呼びかけ、事務局を含 め40名の方が受講しました。 はじめに、当工業会副会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、引き続き講 習が行われました。講習会では、「下請取引適正化推進講習会テキスト」に基づき説明が 行われました。下請法は、取引の内容や資本金の大きさにより、親事業者、下請事業者 の定義が決められていることや、親事業者の義務や禁止事項などについて説明が行われ ました。説明ののち、参加された各社との質疑応答が行われました。 上記の下請法に関する講習会終了ののち、中小企業対策企画委員会主催による中小企 業講演会・意見交換会が開催されました。経済産業省 製造産業局 産業機械課係長の宮 下晃一様より、「中小企業を巡る最近の動向」と題して、講演が行われました。中小企業 白書の概要や、ものづくり補助金、省エネ補助金など各種補助事業の解説、GX(グリー ントランスフォーメーション)に実現に向けた基本方針の概要などの説明が行われました。 講演ののち、引き続き、意見交換会が行われました。各委員から会社紹介とともに、 直前の講習に関連して価格転嫁交渉についての確認に加え、生産ラインの自動化の取組 み、賃上げ促進、人材確保などのいろいろな話題について話し合いがなされました。 今後も、会員企業の関心事項の講習会・講演会・見学会などを実施する予定です。 以 上 下請法に関する講習会 中小企業講演会・意見交換会 大阪科学技術センター 会議室にて |
福井村田製作所工場見学会及び市井工業会会長と中小企業会員との懇談会が開催され ました。 |
2023年3月3日、中小企業対策企画委員会主催による株式会社福井村田製作所工場見 学会及び市井工業会会長と中小企業会員との懇談会が行われました。新型コロナ禍のた め、2019年7月以来の実施となりました。 はじめに、会議室にて市井会長から開会挨拶が行われ、引き続き、ベーカー&マッケ ンジー法律事務所 長橋宏明弁護士よりコンプライアンスに係る注意事項について説明 がありました。その後、株式会社福井村田製作所野村社長様からご挨拶が行われ、引き 続き、会社概要、製造工程の説明が行われました。 説明ののち、2班に分かれて工場に移動し見学コースを回りました。最新鋭のスマー トファクトリーで生産される積層セラミックコンデンサの製造工程を見学しました。組 み込まれる製品の小型化、軽量化が進む中、内蔵される積層セラミックコンデンサも「薄 さ」「軽さ」「小ささ」が極限まで追及され、0.2㎜×0.1㎜をはじめとする極小サイズの 製品が整然と製造・管理されており、大きな感銘を受けました。 見学ののち、会議室に戻り、工場全般に関して質問の時間が設けられました。工場で の安全管理、環境保全、求人募集などについて質疑応答が行われました。 また、工場見学終了後、会場を移して、市井会長と中小企業会員との懇談会が開催さ れました。ベアリング技術を生かした多角化への取組みや、工業会の活動やあり方など について意見交換が行われました。 中小企業対策企画委員会では、今後も講演会や工場見学会などを実施する予定です。 ㈱福井村田製作所にて |
中小企業対策企画委員会主催による「からくり改善くふう展見学会」及び「からくり導入検 討会」が開催されました。 |
2022年11月10日、11日に「からくり改善くふう展見学会」、11月10日に「からく り導入検討会」がポートメッセなごや及び名古屋市内で開催されました。この「からく り改善くふう展」は、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が主催する改善作品 展で、当工業会の標記見学会は2回目の開催となります。 1回目の見学会は、2019年10月にパシフィコ横浜で開催され、2020、2021年度は新 型コロナウィルスの影響で展示会がオンライン開催となり、見学会は中止となりました。 前回の見学会は中小企業対策企画委員会を対象に行われ好評であったことから、今回は 会員企業全社を対象に開催しました。会員代表者の方のみならず、各社の現場実務者の 方も参加いただけるよう参加者を募ったところ、約60名の方が参加されました。参加者 は、それぞれのご都合に合わせて入退場いただき、全国各地の製造現場での改善活動か ら生まれた各種の「からくり」(注1)の展示ブースを各自のペースで自由に見学しました。 「からくり改善くふう展」を見学ののち、会場を移して中小企業対策企画委員会主催 の「からくり導入検討会」が開催されました。市井会長をはじめ、中小企業会員代表者 の方々、顧問弁護士にも参加いただき、参考になった事例を含めて今回の見学会の印象 を中心に意見交換をしました。 注1:「からくり」とは、ロボットや強力なモーターなどを使わずに、ワークの自重や周辺のコンベアの 力などを動力として借用し、糸、滑車、傾斜などで細工した仕掛けを生産ラインに設置するもの。 こうした仕掛けは、自ずとコスト節約かつ安全な設備となり、生産ラインの改善につながる。また、 簡素であることからメンテナンスも軽易かつ自前となる。これに加え、生産現場で実務者が創意 工夫をもってムダ、ムラ、ムリを退治する作業改善活動の実践を通じて行われるので、現場の人 材育成の有効な手法となる。 ※「からくり改善」は公益社団法人日本プラントメンテナンス協会の登録商標。 |
消費税インボイス制度に関する説明会が開催されました。 |
2022年7月7日に消費税インボイス制度に関する説明会が中小企業対策企画委員会及 び総務連絡会の共催により大阪科学技術センター会議室で開催されました。 2023年10月1日から消費税の適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度)が 導入されることに伴い、経済産業省から、その制度を理解していただき準備や対応を行 っていただくため説明会を開催していただけないかとの依頼があり、本説明会を開催す ることとなりました。 会議に先立ち、当工業会副会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、引き続 き、消費税インボイス制度について、大阪国税局 課税第2部 消費税課 実査官の山宮聖 様より説明が行われました。配付資料に基づき、消費税の基本的な仕組みや、インボイ ス制度の概要、適格請求書(インボイス)発行事業者の登録申請手続き・留意点などの 説明が行われました。また、インボイス制度後の免税事業者との取引に係る下請法等の 考え方などの説明も行われました。 説明ののち、質疑応答が行われ、インボイス発行事業者のインボイス記載内容に関す ることや、継続的に取引関係のある親事業者と下請事業者との価格交渉において下請法 等の問題となる行為などについて、質問や意見が出されました。今後も、会員企業の関 連事項について、説明会・講習会・講演会・見学会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター会議室にて |
「ベアリングの排出削減貢献定量化ガイドライン(案)に関する説明会」並びに「中 小企業講演会」が開催されました。 |
2022年5月12日に標記ガイドライン(案)に関する説明会並びに中小企業講演会が大 阪科学技術センターで開催されました。本ガイドライン(案)に関する説明会は、中小企 業対策企画委員会及び総務連絡会の共催で開催されました。 まず始めに、本ガイドライン(案)に関する説明会が開催され、会議に先立ち、環境対 策専門委員会委員長(㈱不二越安全環境推進部長)の油本雄三様より開会挨拶が行われ ました。その後、顧問弁護士のベーカー&マッケンジー法律事務所長橋宏明弁護士より、 独占禁止法に係るコンプライアンスを確保する趣旨から、工業会のリーガルカウンセル として、 事前に配布資料を確認の上、会合にも同席している旨説明されました。引き続 き、CO2排出削減貢献定量化ガイドライン作成座長(日本精工㈱産業機械軸受技術セ ンター主務)の傳寳功哲様より上記ガイドライン(案)に関して説明が行われました。 本文の内容に沿って、本ガイドライン策定の目的や適用範囲、位置付け、削減貢献量 の定量化などについて説明が行われました。説明ののち、質疑応答が行われ、削減貢献 量の定量化におけるベースラインシナリオや、 フローベース、ストックベースの考え方、 寄与率に関してや、ライフサイクル全体の捉え方などについて意見交換が行われました。 上記ガイドライン(案)に関する説明会終了ののち、同会議室の座席レイアウトを変更 して、中小企業対策企画委員会主催による中小企業講演会が開催されました。経済産業 省産業機械課課長補佐の横山博之様より「中小企業の現況と最近の政策動向について」 と題して、講演が行われました。 「2022年版中小企業白書・小規模企業白書の概要」と 「最近の政策動向」に関して説明が行われました。 引き続き、経済産業省産業機械課係 長の宮下晃一様からご挨拶・自己紹介が行われました。 その後、各委員から質疑応答・意見交換が行われました。「パートナーシップ構築宣言」 の宣言内容に関する質問や、企業は、発注者と受注者二つの側面を持つケースが多いこ とから、受注側に立った内容も宣言に入れることが適当ではないか、などの提案があり ました。 また、サプライチェーン全体として大手企業のみならず中小企業も宣言してい る企業が増えており、中小企業各社にも参加を呼びかけられました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 (左写真)ベアリングのCO2排出削減貢献定量化ガイドラインに関する説明会 (右写真)中小企業講演会 (大阪科学技術センター会議室にて) |
下請代金支払遅延等防止法に関する講習会が開催されました。 |
2020年2月6日に、下請代金支払遅延等防止法(下請法)に関する講習会が大阪科学技術センター 会議室で開催されました。今回は、中小企業庁の委託事業としてセントラル法律事務所パートナー弁 護士の服部真也弁護士を講師にお迎えし、講習会が行われました。本講習会は、中小会員企業のみ ならず、大手・中堅の会員企業にも直接関係する重要なテーマであることから、会員企業全社に参加 を呼びかけ開催されました。 はじめに、当工業会副会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、引き続き講習が行われ ました。 講習会の前半では、下請法の概要について説明が行われました。下請法は、取引の内容や資本金 の大きさにより、親事業者、下請事業者の定義が決められていることや、親事業者の義務や禁止事項 について説明が行われました。また、後半では、金型の取引の適正化についてご説明をいただくととも に、下請法違反事例の解説などが行われました。説明ののち、参加された各社との質疑応答が行わ れました。 今後も、会員企業の関心事項の講習会・講演会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業対策企画委員会主催による講演会が開催されました。 |
2019年12月5日に中小企業対策企画委員会主催による講演会が大阪科学技術センター会議室で 開催されました。 今回は2部制で行われ、第1部は、「BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)について」と 題して、㈱ジェイテクト総務部防災推進室室長の岩場正殿よりお話を伺いました。第2部では、「偽造 品対策について」と題して、当工業会不正商品対策専門委員会委員長で日本精工㈱産業機械事業 本部グローバルアフターマーケット部兼品質保証本部の内田光一殿よりお話を伺いました。 はじめに、当工業会副会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、引き続き講演が行われ ました。 第1部の講演では、「職場減災」・「個人・家庭減災」対策の基本的な考え方をご説明いただき、中小 企業経営者としてまず何をしなければいけないか、優先順位を考えた説明が行われました。内容とし ては、「経営者自らが社員とともに被災した時の行動を考える機会を設け、各市区町村が作成している 「ハザードマップ」を活用し事業場周辺を歩き地域性を理解したり、事前に建屋の危険度をチェックする など「被災リスク」を理解したうえで、事業場のリスクを反映した「被災シナリオ」を作成することが重要 である」とのことでした。 また、第2部の講演では、海外偽造品対策について説明がありました。内容としては、「偽造品とは、 既存の商標・ロゴと同じ、または区別がつかないものを使用している、或いは真正品と偽って販売する ためにブランドの特徴を模倣した品のことです。偽造品は中国本土から世界各地に拡散し、世界中の 市場で発見されていると言われています。偽造行為を放置するとブランド価値が低下し、ひいては販売 機会の損失、売上減少、消滅となります。こうならないように各国での商標登録を行うなど対策が必要 です。不正商品対策専門委員会では各社が喫緊の問題を持ち寄り、解決に繋げる格好の機会となっ ており活用いただきたい」旨説明が行われました。 それぞれの講演ののち、各委員との質疑応答・意見交換が行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・工場見学会などを実施する予定です。 大阪科学技術センターにて |
中小企業対策企画委員会主催による「からくり改善くふう展見学会」及び「からくり導入検 討会」が開催されました。 |
2019年10月30日、中小企業対策企画委員会主催による「からくり改善くふう展見学会」及び「からく り導入検討会」がパシフィコ横浜及び横浜市内で行われました。この「からくり改善くふう展」は、公益 社団法人日本プラントメンテナンス協会が主催する改善作品展で、標記見学会は当工業会として初め ての開催となります。 中小企業対策企画委員会では、安形会長からのご紹介で、2018年11月にトヨタ自動車九州㈱宮田 工場見学会、今年7月にはトヨタ自動車北海道㈱工場見学会を行いました。いずれの工場も、この「か らくり改善活動」を教育の一環として取り入ており、工場敷地内にある「からくり道場」などを見学させて いただきました。今回の「からくり改善くふう展見学会」も、その活動の一環として行われました。 今回の見学会は、中小企業会員代表者の方のみならず、各社の現場実務者の方も参加していただ けるように参加者を募ったところ、全員で58名の方が参加されました。全国各地の製造現場での改善 活動から生まれた各種の「からくり」(注1)を見学しました。 「からくり改善くふう展」を見学ののち、会場を移して「からくり導入検討会」が開催されました。安形会 長をはじめ中小企業会員代表者の方々が参加され、今回の見学会の印象を交えつつ、各社における 取り組みの可能性などについて検討しました。今回の経験は「はじめの一歩」であり、来年も「からくり 改善くふう展見学会」に参加することが有意義であるとの発言も多くありました(注2)。中小企業対策企 画委員会としては、来年もこの「からくり改善事業」を実施する方向で意見が纏まりました。 注1:「からくり」とは、ロボットや強力なモーターなどを使わずに、ワークの自重や周辺のコンベアの力 などを動力として借用し、糸、滑車、傾斜などで細工した仕掛けを生産ラインに設置するもの。こうした 仕掛けは、自ずとコスト節約かつ安全な設備となり、生産ラインの改善につながる。また、簡素であるこ とからメンテナンスも軽易かつ自前となる。これに加え、生産現場で実務者が創意工夫をもってムダ、 ムラ、ムリを退治する作業改善活動の実践を通じて行われるので、現場の人材育成の有効な手法とな る。 ※「からくり改善」は公益社団法人日本プラントメンテナンス協会の登録商標。 注2:2020年10月 「からくり改善くふう展2020」開催予定(名古屋)。 「からくり導入検討会」を開催 (横浜市内にて) |
中小企業対策企画委員会主催による意見交換会が開催されました |
中小企業対策企画委員会主催による「事業承継税制に関する施策ニーズ意見交換会」が2019年9月 20日に大阪科学技術センター会議室で開催されました。今回は、直接、中小企業庁に中小企業の現 状や問題点をお伝えするという、当工業会にとってはじめての催しとなりました。中小企業の生の声を 聞いていただくため、当工業会の中小企業会員が多い大阪の地で開催することになりました。中小企 業庁からは、担当課長の事業環境部財務課長の松井拓郎様に遠路お越しいただき、中小企業庁の 施策検討に向けての意気込みを感じる場面となりました。産業機械課から課長補佐の安田正一様、 係長の渡部圭次様も参加いただきました。これに中小企業会員の皆様も応えて、率直な意見要望を 話すことができました。 最初に、松井課長から、事業承継税制を中心とした事業承継施策の動向について説明をいただきま した。即ち、中小企業庁は、近年、法人向け、次いで個人向けと段階を踏んで、事業承継支援策の抜 本的な拡充を進めてきており、来年度要求では、更なるステップアップとして、第3者承継に焦点を当て る方針であることが紹介されました。こうした総合的な事業承継支援策に対し、中小企業会員からは、 各社の実情をも反映しつつ、後継者問題も含めた事業承継のあり方、株の評価など、多岐に亘り忌憚 なく、意見要望をお伝えすることができました。また、事業承継問題を超えて、人手不足など中小企業 の普遍的な課題にも話が及び、中小企業の厳しい現状をお話しすることもできました。こうした様々な 声について、中小企業庁として今後の施策展開の参考にしていただくようお願いしました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会、講習会、工場見学会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業対策企画委員会主催によるトヨタ自動車北海道株式会社工場見学会及び安形工業 会会長との懇談会の開催 |
2019年7月5日、中小企業対策企画委員会主催によるトヨタ自動車北海道株式会社工場見学会及 び安形工業会会長との懇談会が行われました。 はじめに、苫小牧市内にあるトヨタ自動車北海道㈱の工場敷地内にある「はすかっぷホールウェルカ ムルーム」にて安形会長から開会挨拶が行われ、引き続き、経済産業省産業機械課安田課長補佐様 からご挨拶、その後、ベーカー&マッケンジー法律事務所山口涼弁護士よりコンプライアンスに係る注 意事項について説明がありました。そして、トヨタ自動車北海道㈱北條社長様から歓迎のご挨拶が行 われ、総務部深澤部長様から会社概要のご説明が行われ、ガイダンス映像を視聴しました。 その後、保護メガネ付きの安全帽を着用し安全靴に履き替え、第4工場に移動しCVT(無段変速機) の生産現場を見学しました。生産ラインには、女性や高齢者の方も作業がしやすいように、棚の高さが 調整でき部品を取りやすくするなど、要所に工夫がこらされていました。その後、第5工場に移動し、鍛 造工程の見学を行いました。工場内には整然と機械や物が置かれ、出荷品や原材料の保管高さを 150cm以下に制限することで、人や物の動きが見渡せるようになり安全面での配慮がされていました。 さらに、第2工場に移動し「からくり創造塾」を見学しました。からくりとは、重力やテコの原理で、糸、ゼ ンマイ、滑車などを応用し、精密な細工や仕掛けによって様々なものを動かすことですが、その原理を 活用して、生産現場でのムダ、ムラ、ムリを退治した作業改善活動に関してお話をお聞きするとともに、 その活動を通じて出来た作品の見学を行いました。生産現場から生まれたこれら作品は、安全で簡素 な仕組みとなっており、中小企業の現場においても導入しうるもので、大変参考になりました。また、こ の活動は人材育成というもうひとつの目的があることも説明されました。最後に、「はすかっぷホールウ ェルカムルーム」に戻り、工場見学に関しての質疑応答が行われました。 工場見学終了後、札幌市内に会場を移して、安形会長との懇談会が開催されました。中小企業各社 から見学した「からくり創造塾」に関して、自社で適用する場合の可能性や、今年10月の「からくり改善 くふう展見学会*」への参加など、様々な意見、感想がありました。 中小企業対策企画委員会では、今後も講演会や工場見学会などを実施する予定です。 *今年10月にパシフィコ横浜で開催される「からくり改善くふう展」への工業会として行う見学会。 トヨタ自動車北海道㈱「はすかっぷホール」前にて |
中小企業対策企画委員会主催による講演会・意見交換会が開催されました。 |
中小企業対策企画委員会主催による講演会・意見交換会が2019年3月15日に大阪科学技術セン ター会議室で開催されました。今回は、経済産業省製造産業局産業機械課課長の玉井優子殿にお越 しいただき、「最近の経済動向と中小企業関連施策」について講演が行われました。 はじめに、当工業会副会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、引き続き講演が行われ ました。講演では、Ⅰ.足下の経済動向として、中国の成長率の低下などにより日本経済の動向も減 少傾向となっていること、Ⅱ.中小企業を取り巻く状況として、①経営者の高齢化、②人手不足、③人 口減による弱い内需と過疎化の3つの大きな構造変化に直面していることを挙げ、その支援策として ①事業承継、②生産性向上、③新事業促進・海外展開などの関連施策の紹介が行われました。 引き続き、意見交換会が開催され、中小企業対策企画委員の方々の自己紹介及び会社紹介が行 われました。各社の取扱い製品の紹介や経営課題など各社の生の声をお話いただきました。人手不 足の状況、働き方改革の導入、事業承継、外注先の高齢化など、様々な課題を抱えている現状につ いて話がありました。こうした中小企業の現状を経済産業省の方々にお伝えし、中小企業施策につい て検討を行う際に参考にしていただくようお願いしました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会、講習会、工場見学会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業対策企画委員会主催によるトヨタ自動車九州株式会社宮田工場見学会及び安形工 業会会長との懇談会の開催 |
平成30年11月22日、中小企業対策企画委員会主催によるトヨタ自動車九州株式会社宮田工場見 学会及び安形工業会会長との懇談会が行われました。 はじめに、トヨタ自動車九州㈱宮田工場敷地内にあるPR館会議室にて安形会長から開会挨拶が行 われ、引き続き、ベーカー&マッケンジー法律事務所阿江順也弁護士よりコンプライアンスに係る注意 事項について説明がありました。そして、トヨタ自動車九州㈱社会貢献・広報室 若狭室長様から会社 概要のご説明が行われ、ガイダンス映像を視聴しました。 その後、第1組立工場に移動し、製造現場の約3メートル上にある参観通路を通って、スタッフの方 から説明を受けながら見学コースを回りました。ロボットや機械を活用した自動車組立ラインの中にも、 効率よくスライドバーを使用し作業者の負担を軽減した「らくらくシート」や、車体下を見やすくするための 「床下照明」など工夫されており、人にやさしい職場環境となっていました。また、工場敷地から少し離 れた場所にある従業員教育施設トレーニングセンターには「からくり改善道場」があり、ここでは現場 の改善活動から生まれた「からくり」展示物の見学をしました。これらの「からくり」は、自重を巧みに利 用して部品が搬送されるなど、「からくり人形」のような手づくりの「機械仕掛け」といったものでありまし た。その分、安全で簡素な仕組みとなっており、中小企業の現場においても導入しうるもので、大変参 考になりました。 最後に、トヨタ自動車九州㈱永田社長様からご挨拶とともに、工場見学に関しての質疑応答が行わ れました。 工場見学終了後、福岡市内に会場を移して、安形会長との懇談会が開催されました。中小企業各社 から、見学した「からくり改善道場」に関してや、BCP(Business Continuity Plan)の取組み、事業承 継などについて、意見交換が行われました。 中小企業対策企画委員会では、今後も講演会や工場見学会などを実施する予定です。 トヨタ自動車九州㈱宮田工場PR館にて |
中小企業対策企画委員会主催による講演会が開催されました。 |
平成30年9月27日に中小企業対策企画委員会主催による講演会が機械振興会館会議室で開催さ れました。 今回は2部制で行われ、第1部は、「消費税軽減税率制度について」と題して、東京国税局 課税第 二部 消費税課 軽減税率制度係 国税実査官の小埜寺信哉殿より説明を伺いました。経済産業省より 各業界に対して、来年10月の消費税率の引き上げに併せて、軽減税率制度の円滑な導入のため、こ のテーマで開催していただきたい旨の要請があり、当工業会総務連絡会と合同開催で、全会員を対象 として行われました。 第2部は、「経済産業政策及び中小企業関連施策について」と題して、経済産業省 製造産業局 産 業機械課 係長の渡部圭次殿よりお話を伺いました。平成31年度経済産業政策の重点や予算の説明 ののち、中小企業、小規模事業者向け関連予算や事業承継税制の改正について説明が行われまし た。また、2018年版ものづくり白書の内容にも触れ、我が国ものづくり産業が直面する課題と展望につ いて説明されました。さらに、中小企業政策の中核的な実施機関である独立行政法人中小企業基盤 整備機構(中小機構)が行っているビジネスマッチングサイトJ-GoodTech(ジェグテック)についてもご 紹介がありました。最後に、原子力災害により甚大な被害を受けた福島県の産業復興を加速するた め、雇用の創出を通じて地域経済の活性化を図ることを目的とした企業立地等支援施策について説明 が行われました。 講演ののち、各委員から質疑応答・意見交換が行われました。事業承継税制の改正に関して、中小 企業の現状を踏まえ、承継時の株価を基に贈与・相続税の納税についての質問や意見、あるいは、「 ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金(ものづくり補助金)」・「戦略的基盤高度化支援事業 (サポイン事業)」に関して、採択されるまでの手続きや審査についての意見交換などが行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・工場見学会などを実施する予定です。 日本ベアリング工業会会議室(機械振興会館)にて |
中小企業対策企画委員会主催による大飯原子力発電所見学会が開催されました。 |
平成30年7月6日、中小企業対策企画委員会主催による関西電力大飯原子力発電所見学会が行 われました。当日は、大雨の影響により予定よりも2時間ほど開始時間が遅れましたが、無事に開催す ることができました。 大飯原子力発電所は1~4号機の発電施設がありますが、すでに1、2号機は廃炉が決定され、廃 止措置について安全最優先で進められています。一方で3号機は3月から、4号機は6月から本格運 転を再開しています。日本の原子力発電所は、平成23年に発生した東日本大震災の影響で、福島第 一原子力発電所の事故が起こり、それ以降、発電所を稼働するのであれば、大前提として安全性の 確保に万全を期すことが強く求められています。今回の見学会は、原子力発電の仕組みを勉強すると ともに、再稼働した原子力発電所の現状を自らの目で確かめに行く目的で行われました。 はじめに、関西電力のPR施設「エルガイアおおい」で、原子力発電所構内を見学するにあたり、警備 上の理由により、見学会に参加される方々の公的証明書(運転免許証等)の本人確認が行われたの ち、大飯原子力発電所の概要説明をお聞きし、その後、現地に移動して原子力発電所の見学を行いま した。 専用バスで発電所構内に入ると、緊急事態に備えた安全対策がいろいろと実施されており、地震、 津波などの自然現象から発電所を守る備え(地震想定を引き上げ必要箇所には耐震補強の実施や、 最大規模の津波を想定し防波堤のかさ上げや、森林火災の延焼を防ぐため発電所施設周辺の樹木を 伐採し防火帯の確保など)や、原子炉等を安定的に冷却し重大事故を防ぐ対策(冷却機能の強化とし て海水ポンプや大容量ポンプ車、外部電源の強化として非常用発電装置など)の設備などを見学しま した。その後、施設に入り、使用済み燃料を一時保管する燃料ピット(燃料プール)の見学を行いまし た。施設の上層部にある見学室の窓から設備全体を見下ろして、その構造について説明をお聞きしま した。また、発電所構内を専用バスで移動しながら、見学者一人ひとりがVR(バーチャル・リアリティ: 仮想現実)スコープを装着し、原子炉やタービン建屋等の内部詳細の映像を交えて発電所の仕組みを お聞きしました。 入構における厳格なチェックや諸々の自然現象への対応がなされており、原子力発電所が安全第 一で運営されている現状を見学することができました。 今後も、中小企業対策企画委員会では、講演会や工場見学会などを実施する予定です。 「エルガイアおおい」にて |
中小企業対策企画委員会主催による講演会が開催されました。 |
中小企業対策企画委員会主催による講演会が平成30年3月8日に大阪科学技術センター会議室で 開催されました。今回は、経済産業省製造産業局産業機械課課長補佐の工藤勉殿にお越しいただき、 「経済産業省関係 予算、税制のポイントについて」と題して、講演会が行われました。 はじめに、当工業会副会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、引き続き講演が行われ ました。 講演では、平成29年度補正予算「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金(ものづくり補 助金)」、平成30年度予算「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金(省エネ補助金)」などの補助 金関係や、中小企業の投資を後押しする大胆な固定資産税の特例措置などの税制改正に関して説 明が行われました。上記ものづくり補助金等の申請にあたっては、不明な点等があれば工業会事務局 を通じ、経済産業省として問い合わせやご相談等にも対応するので、ご利用いただきたいとの説明が ありました。 講演ののち、中小企業各社から質疑応答・意見交換が行われました。省エネ補助金の対象設備に 関してや、ものづくり補助金の採択に関する状況、事業承継税制に関する内容などについて、質問や 意見交換が行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・講習会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業対策企画委員会主催による大同特殊鋼株式会社知多工場見学会及び大塚工業会 会長との懇談会が開催されました。 |
平成29年11月10日、中小企業対策企画委員会主催による大同特殊鋼株式会社知多工場見学会 及び大塚工業会会長との懇談会が行われました。 はじめに、知多工場会議室にて大塚会長から開会挨拶が行われ、引き続き、ベーカー&マッケンジ ー法律事務所阿江順也弁護士よりコンプライアンスに係る注意事項について説明がありました。その 後、大同特殊鋼株式会社立花副社長様からご挨拶が行われ、川西工場長様から工場概要の説明が 行われました。 説明ののち、2班に分かれて工場に移動し見学コースを回りました。抜本的に合理化された容量150 トンの最新のアーク炉や、44メートルの高さの連続鋳造機から赤い鉄が流れる様子などを見学し、製 鋼プロセスの迫力やスケールの大きさを感じました。 見学ののち、会議室に戻り、工場全般に関して質問の時間が設けられました。主原料である鉄スクラ ップに関してや、製品のトレーサビリティシステムなどの品質管理の状況、工場設備などを維持管理す るうえでのメンテナンス計画などについて質疑応答が行われました。 また、工場見学終了後、名古屋市内に会場を移して、大塚会長との懇談会が開催されました。大塚 会長から日本のものづくりにおける中小企業の重要性などのお話をいただくとともに、中小企業にとっ ての人材確保の重要性などについて、意見交換が行われました。 中小企業対策企画委員会では、今後も講演会や工場見学会などを実施する予定です。 大同特殊鋼㈱知多工場にて |
中小企業対策企画委員会主催による中小企業講演会が開催されました。 |
平成29年9月27日に中小企業講演会が機械振興会館会議室(東京)で開催されました。今回は、 中小企業庁の委託事業として弁護士法人大江橋法律事務所の森藤夢菜弁護士を講師にお迎えし、 「下請法(下請代金支払等遅延防止法)・下請ガイドラインに関する講習会」が行われました。本講習 会は、中小会員企業のみならず、大手・中堅の会員企業にも直接関係する重要なテーマであることか ら、会員企業全社に参加を呼びかけ開催されました。 はじめに、森藤弁護士より下請法の概要について説明が行われました。下請法は、取引の内容や資 本金の大きさにより、親事業者、下請事業者の定義が決められていることや、親事業者の遵守事項や 禁止事項について説明が行われました。つづいて、下請ガイドラインのポイントとして違反となる事例 や、ベストプラクティス(望ましい企業間取引事例)について説明が行われました。説明ののち、参加さ れた各社との質疑応答が行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項の講演会・工場見学会などを実施する予定です。 機械振興会館 会議室にて |
中小企業対策企画委員会主催による中小企業講演会が開催されました。 |
中小企業対策企画委員会主催による中小企業講演会が平成29年6月16日にシミズ精工㈱徳島工 場会議室で開催されました。 講演会に先立ち、当工業会副会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、その後、2つの テーマに関して講演会が行われました。 はじめに、ベーカー&マッケンジー法律事務所弁護士の阿江順也殿による「中小企業が特に留意す べき独占禁止法のコンプライアンス」の講演が行われました。講演では、独占禁止法の目的、規制内 容、違反をした場合のペナルティーなどの基本的な概要説明から解りやすくお話しいただき、その後、 具体的に海外の状況を含めて主な執行事例の解説、情報交換の危険性など留意すべき事項につい て説明が行われました。 その後、経済産業省製造産業局産業機械課課長補佐の工藤勉殿による「中小企業の海外展開支 援策について」の講演が行われました。講演では、配付資料に基づき、中小企業の海外展開の現状 について説明が行われ、その後、事業計画策定から海外販路開拓、現地進出、進出後の課題や対応 まで一貫して戦略的に支援するための平成29年度当初予算に関する内容や、個別事業の紹介など が行われました。 講演ののち、中小企業各社から各テーマに関する質問や、忌憚のない意見交換が行われました。今 後も、中小会員企業の関心事項について、講演会や工場見学会などを実施する予定です。 シミズ精工㈱徳島工場 会議室にて |
中小企業対策企画委員会主催による中小企業講演会が開催されました |
中小企業対策企画委員会主催による講演会が平成29年3月10日に当工業会会議室で開催されま した。今回は、経済産業省製造産業局産業機械課課長補佐の服部嘉博殿と同課係長の阿部利恵殿 にお越しいただき、「下請振興法の運用基準の改正と中小企業関連施策について」と題して、講演会 が行われました。 はじめに、当工業会副会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、引き続き講演が行われ ました。 講演では、服部課長補佐より、下請振興法の運用基準の改正に関して説明が行われました。経済 産業省の管轄内で同法に関連した実際に行われた行為などをご紹介いただき、中小企業各社におい ては、中小企業庁・公正取引委員会が作成した配付資料に記載されている法令違反となる取引行為 などをよく理解し、取引を行うように注意喚起が行われました。また、平成29年度中小企業関連の税 制改正の要点について説明が行われました。いままでの中小企業投資促進税制の上乗せ措置を改 組、対象設備を拡充し、一定の器具備品・建物附属設備を追加した中小企業経営強化税制を創設しま した。その他の税制改正では、中小企業の賃上げ促進として所得拡大促進税制の見直しがおこなわ れたことや、事業承継促進のための税制措置の強化として、中小企業の実力を適切に反映した評価と なるよう見直しが行われたことなどの説明がありました。 講演ののち、中小企業各社から質疑応答・意見交換が行われました。事業継承税制に関する意見 や、中小企業庁下請かけこみ寺の内容などについて質問がありました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・工場見学会などを実施する予定です。 |
中小企業対策企画委員会主催によるNSKステアリングシステムズ株式会社総社 |
平成28年12月9日、中小企業対策企画委員会主催によるNSKステアリングシステムズ 株式会社総社工場見学会及び大塚工業会会長との懇談会が行われました。 はじめに、会議室にて、大塚会長から開会のご挨拶が行われ、その後、当工業会顧問 弁護士の狛・グローカル法律事務所代表弁護士狛文夫様よりコンプライアンスに係る注 意事項についてご説明が行われました。その後、工場関係者の方々から会社概要説明な どが行われたのち、ステアリング工場に移動して見学を行いました。ステアリングに使 われるギヤボックスなどの部品の加工や、組立ライン、品質ルームなどの見学を行いま した。見学ののち、会議室に戻り質疑応答の時間が設けられ、トレーサビリティシステ ムなどの品質管理の状況や、タイムリーな受注に対応するための稼働体制などについて 意見交換が行われました。 その後、会場を移して、大塚会長との懇談会が開催されました。大塚会長より貴重な お話をいただくとともに、工場関係者の方にもご参加いただき、世界経済に関する動向 や工業会の活動状況などについて、活発な意見交換などが行われました。 中小企業対策企画委員会では、今後も講演会や工場見学会などを実施する予定です。 NSKステアリングシステムズ㈱総社工場にて |
中小企業対策企画委員会主催による中小企業講演会が開催されました |
中小企業対策企画委員会主催による講演会が平成28年7月14日に大阪科学技術センター会議室 で開催されました。 講演会に先立ち、当工業会副会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、その後、2つの テーマに関して講演会が行われました。 はじめに、経済産業省製造産業局産業機械課係長の阿部利恵殿による「産業界を取り巻く労働人 口の減少と人材不足、そして理系人材育成と企業向け施策の展開状況について」の講演が行われま した。 講演では、人口減少によって生じている諸課題や低いGDP成長率などを取り上げ、今後の教育・ 人材育成や労働市場・雇用制度に関する方向性について配付資料に基づき説明が行われました。 また、中小企業の施策に関して、①研究開発税制の概要、②新たな機械装置の投資に係る固定資 産税を軽減する特例措置などの中小企業等経営強化法、③ものづくり・商業・サービス新展開支援 補助金(ものづくり補助金)についても紹介が行われました。 その後、経済産業省商務情報政策局サイバーセキュリティ課課長補佐の石見賢蔵殿による「サイ バーセキュリティ経営ガイドラインについて」の講演が行われました。この講演には、近畿経済産業 局地域経済部情報政策課課長補佐の有馬貴博殿も参加されました。 講演では、サイバー攻撃の現状を踏まえた脅威について説明が行われ、その後、昨年12月に経 済産業省と情報処理推進機構(IPA)により作成された「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」につ いて解説が行われました。サイバー攻撃から企業を守る観点で、経営者が認識すべき「3原則」や、 経営者がセキュリティ責任者に指示すべき「重要10項目」などについてお話しがありました。 各講演ののち、中小企業各社から忌憚のない意見交換が行われました。今後も、中小会員企業の 関心事項について、講演会や工場見学会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業対策企画委員会主催によるマツダ㈱及び㈱IHI呉事業所の工場見学会が開催されました。 |
平成28年3月11日、中小企業対策企画委員会主催によるマツダ株式会社及び株式会社IHI呉事業 所の工場見学会が行われました。 はじめに、マツダ株式会社広島本社内にある見学施設「マツダミュージアム」にお伺いし、マツダの 自動車生産の歴史や会社概要などのご説明をいただきました。説明ののち、エンジン組立工場に移動 し見学を行いました。エンジンの組立ラインは、ひとつのラインで何種類ものエンジンの組立ができるよ うに工夫されていました。これにより、生産能力の補完や新規ユニットの対応などが可能となり、効率 の良い生産ができるようになっているとの説明がありました。その後、車両の組立工場に移りました。 こちらでも、ひとつのラインで多車種混流生産という仕組みを取り入れられており、様々な種類の車両 が組立てられていく様子がわかりました。 午後には、㈱IHI呉事業所に移動し、関係者の方々より会社概要や航空宇宙事業本部呉第二工場 で生産されているジェットエンジンに使われるシャフトやディスクなどの部品に関するご説明をいただき ました。呉第二工場では、年間4000本以上もシャフトが生産されており、特に3mクラスのシャフトでは 世界シェア70%を超えているとの話しがありました。工場では、生産品ごとに特殊な工作機械が配置さ れ、チタン合金、ニッケル合金、合金鋼などの素材を、複雑かつ精密に加工していました。 中小企業対策企画委員会では、今後も講演会や工場見学会などを実施する予定です。 マツダミュージアムにて ㈱IHI呉事業所にて |
中小企業対策企画委員会主催による中小企業講演会が開催されました |
平成27年12月9日に中小企業講演会が大阪科学技術センター会議室で開催されました。今回は、 一般財団法人省エネルギーセンターエネルギー使用合理化専門員の鳥山佳秀殿にお越しいただき、 「中小企業の省エネルギー対策」と題して、講演会が行われました。 当日は、講演に先立ち、日本ベアリング工業会宮下会長・専務理事よりご挨拶として、工業会の組 織改革と講演会の趣旨などについて説明がありました。その後、鳥山佳秀殿より標記テーマについて 講演が行われました。中小企業の経営者としての省エネの捉え方や、省エネ対策の優先順位、補助 金制度の活用などについて説明が行われました。特に、企業としてのエネルギー使用状況の把握や、 大まかな設備(照明、空調、コンプレッサ、熱処理炉など)のエネルギー比率の把握、設備導入におけ るイニシャルコストとランニングコストの考え方などに関して、詳しくアドバイスが行われました。 講演ののち、中小企業各社から質疑応答が行われました。電力自由化におけるメリット・デメリット や、省エネ補助金の内容などについて質問や意見交換が行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業対策企画委員会主催による中小企業講演会が開催されました |
平成27年10月8日に中小企業講演会が大阪科学技術センター会議室で開催されました。今回は、 弁護士法人大江橋法律事務所の佐藤俊弁護士を講師にお迎えし、「下請ガイドラインに関する講習会」 (中小企業庁の委託事業)が行われました。今回のテーマは、中小会員企業のみならず、大手・中堅 の会員企業にも直接関係する重要なことであることから、会員企業全社に参加を呼びかけ開催されま した。 当日は、講習に先立ち、日本ベアリング工業会宮下会長兼専務理事よりご挨拶として、このテーマを 取り上げた趣旨について話しがあり、その後、佐藤俊弁護士より、下請代金支払遅延等防止法(以 下、下請法)の概要やガイドラインのポイントについて説明が行われました。 下請法は、企業の資本金により、親事業者、下請事業者の定義が決められており、大手企業のみな らず、中小企業でも親事業者になることや、親事業者の遵守事項や禁止事項について説明をいただ いたのち、ベストプラクティス(望ましい企業間取引事例)についても、詳しく説明がありました。その 後、参加された各社との質疑応答が行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業講演会が開催されました |
中小企業講演会が平成27年6月25日に大阪科学技術センター会議室で開催されました。今回は、 HRM総研・八木社会保険労務士事務所代表の八木裕之殿にお越しいただき、「労働法改正動向に 見るこれからの人事管理のポイント」と題して、講演会が行われました。 当日は、講演会に先立ち、日本ベアリング工業会宮下会長・専務理事よりご挨拶として講演会の趣 旨と工業会の組織改革等について説明があり、その後、八木裕之殿より標記テーマについて講演が 行われました。まず始めに、労働環境をめぐる現状と法改正の動向について説明が行われました。そ の後、具体的な労働時間をめぐる問題やハラスメントに関する防止対策などについて解説があり、トラ ブルを起こさない人事管理についてアドバイスが行われました。いくつかの事例に基づき説明が行わ れ、経営者として事前に対応しておくべき点が示されました。 講演ののち、中小企業各社から質疑応答が行われました。残業時間の管理や従業員のストレスチ ェックに関する内容などについて意見交換が行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業講演会が開催されました |
中小企業講演会が平成27年3月5日に日本ベアリング工業会会議室で開催されました。今回は、経 済産業省製造産業局産業機械課係長の中嶋匡殿にお越しいただき、「今後の経済産業省中小企業 支援政策」と題して、講演会が行われました。 はじめに、当工業会会長兼専務理事の宮下英治から挨拶が行われ、引き続き講演が行われました。 講演では、はじめに、我が国の中小企業・小規模事業者を巡る現状について説明が行われ、その後、 具体的な中小企業・小規模事業者の政策について解説が行われました。主な政策として、省エネに 役立つ設備導入を支援する「地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金(省エネ補助金) 」、試作品・新サービスの開発や設備投資等を支援する「ものづくり・商業・サービス革新事業(ものづく り補助金)」などの制度や、対象設備を導入する際に手続きを行うことによって税制優遇が受けられる 「生産性向上設備投資促進税制」などの解説が行われました。また、ロボット革命の5ヶ年計画におけ るロボット普及促進政策として補助金の概要説明も行われました。 各種補助金の申請に関して、申請方法や記載内容でご不明な点等があれば、工業会事務局を通じ てご相談いただき、経済産業省産業機械課としても可能な範囲でご説明等をさせていただく旨の話し がありました。 講演ののち、中小企業各社から質疑応答・意見交換が行われました。ロボット関係補助金における ロボットの定義や、省エネ補助金の対象設備、原材料・エネルギーコスト増加分の転嫁対策などに関 して、質問や意見交換が行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 日本ベアリング工業会 会議室にて |
中小企業講演会が開催されました |
中小企業講演会が、平成26年12月2日に大阪科学技術センター会議室で開催されました。今回は 、一般社団法人日本ベアリング工業会技術部会公差分科会主査の白木利彦殿(㈱ジェイテクト)と同 主査の室谷周良殿(㈱ジェイテクト)のお二人にお越しいただき、「GPS(Geometrical Product Specifications)を適用した転がり軸受規格の改正について」と題して、講演会が行われました。 はじめに、当工業会会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、引き続き講演が行われま した。 講演では、「GPSとは何か」といった基礎的な話しから、本年7月15日付けで発行されたGPSを適用 した転がり軸受の公差を規定したISO規格の改正内容についての専門的な解説が行われました。まと めとして、当工業会として規格審議についての適切な情報提供を行っていく一方で、GPS導入を含めた GPSへの具体的な規格の活用等については、個々の企業の技術戦略にも関わるため、各企業の判 断において進めていただくよう話しがありました。 講演ののち、中小企業各社から、今後、現場で対応する際のメリット・デメリットに関してや、いままで の図面指示との相違点、ISO規格・JISに関連する組織や概念に関して、質疑応答や意見交換が行 われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業講演会が開催されました |
中小企業講演会が平成26年10月9日に大阪科学技術センター会議室で開催されました。今回は、 経済産業省製造産業局産業機械課課長補佐の服部嘉博殿にお越しいただき、「経済産業省の重点 政策及び中小企業関連施策について」と題して、講演会が行われました。 はじめに、当工業会会長兼専務理事の宮下英治から開会挨拶が行われ、引き続き講演が行われま した。 講演では、「平成27年度税制改正に関する経済産業省要望」として、法人実行税率の引下げや、本 年度、特に好評であったエネルギー使用合理化等事業者支援補助金(省エネ補助金)の拡充や、新 たな補助金制度であるロボット導入実証事業などについて解説が行われました。 法人実行税率の引下げについては、国際的に遜色ない水準に引き下げることを目指し、来年度から 税率の引下げを開始し、数年で20%台まで引き下げる要望をしていることの説明がありました。また、 補助金制度に関しては、工場における高効率設備・システムへの入替や製造プロセスの改善等の回 収により省エネや電力ピーク対策を行う際に必要となる費用を補助する省エネ補助金や、ロボットメー カーとユーザー事業者が連携して、ものづくり現場やサービス分野等、ロボット未活用領域における生 産性の向上に向けた、ロボット導入実証事業などについて説明が行われました。これらの補助金制度 の申請にあたり、申請書作成における記載方法等について、ご不明な点等があれば、工業会事務局 を通じてご相談いただき、経済産業省産業機械課としても可能な範囲でご協力をさせていただく旨の話 しがありました。 講演ののち、中小企業各社から質疑応答・意見交換が行われました。ロボットを導入した際の補助 金制度に関してや、給与のベースアップを行った際の税制優遇措置、企業年金制度などについて質問 や意見交換が行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業講演会が開催されました |
中小企業講演会が平成26年6月24日に大阪科学技術センター会議室で開催されました。 今回は、事業再生士補、中小企業診断士、特定社会保険労務士、ITコーディネータである 石田経営サポートオフィス代表の石田勝殿にお越しいただき、「最近の労働法改正と会社 を守るための対応」と題して、講演会が行われました。 当日は、講演会に先立ち、日本ベアリング工業会宮下会長・専務理事より挨拶が行われ 、その後、石田勝殿より標記テーマについて説明が行われました。パートタイム労働法や 有期雇用特別措置法などの改正内容と最近の労働関係における職場トラブルに関して説明 が行われ、トラブルが起きない労務管理についてアドバイスが行われました。いくつかの 事例に基づき説明が行われ、経営者として事前に対応しておくべき点が示されました。 講演ののち、中小企業各社から質疑応答が行われました。社員の採用選考、残業手当な どに関して、より詳しい説明をいただきました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業講演会が開催されました |
中小企業講演会が平成26年3月7日に日本ベアリング工業会会議室で開催されました。 今回は、経済産業省製造産業局産業機械課課長補佐の金澤信殿にお越しいただき、「経 済政策パッケージと関連施策について」と題して、講演会が行われました。 はじめに、当工業会の会長兼専務理事の宮下英治から当工業会の最近の事業活動など を交え挨拶が行われ、引き続き講演が行われました。 講演では、「デフレ脱却と日本経済再生に向けた経済政策パッケージ」として、1兆円 規模の減税や5兆円規模の経済対策などについて解説が行われました。 1兆円規模の減税の内訳として、生産性向上設備投資促進税制の創設、研究開発税制の 拡充、所得拡大促進税制の拡充などがあり、その税制概要についてご説明をいただきま した。また、5兆円規模の経済対策として、中小企業・小規模事業者ものづくり・商業 ・サービス革新事業(ものづくり補助金)やエネルギー使用合理化等事業者支援補助金 (省エネ補助金)などについて、昨年好評であった補助金制度をさらに内容を充実した ことから、ご活用いただきたい旨の説明が行われました。また、補助金の申請書作成に 関して、記載方法でご不明な点等があれば、工業会事務局を通じてご相談いただき、産 業機械課としても可能な範囲でご協力をさせていただく旨の話しがありました。 講演ののち、中小企業各社から質疑応答・意見交換が行われました。生産性向上設備 投資促進税制の先端設備が海外メーカーでも対応可能であることや、所得拡大促進税制 の給与等支給額の要件や、雇用促進税制、事業継承税制などに関して質問や意見交換が 行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 工業会 会議室にて |
中小企業講演会が開催されました |
中小企業講演会が平成25年12月10日に大阪科学技術センターで行われました。 今回は、中小企業としての事業継続計画(BCP)の重要性について、大阪府商工会連 合会からご紹介いただいた大阪府の事業継続計画策定支援制度の業務委託をされている ミネルヴァベリタス(株)代表取締役の松井裕一朗様に「企業防災と事業継続」と題し てご講演をいただきました。 また、ご紹介していただいた大阪府商工会連合会の方も参加いただきました。 はじめに、当工業会の会長兼専務理事の宮下英治から当工業会の最近の重要な事業の 動きなどを交え挨拶が行われ、引き続き講演が行われました。講演では、東日本大震災 による事業への影響、南海トラフ巨大地震による震災リスク、事業継続の基礎知識、事 業継続計画策定における策定のポイントなど大阪市における震災や水害等の具体的リス クなどを交えながら説明が行われました。また、講演会出席者の会社所在地のそれぞれ のリスク評価データを各出席者に配布され、自社の立地する地域の地震発生の様々な確 率を知ることができました。最後に、大阪府商工会連合会から大阪府で行っている事業 継続計画策定支援制度のご案内がありました。 講演後の質疑応答では、災害時における会社への社員の招集に関する問題点や高速道 路などが緊急用道路となり使えなくなることへの対応など、また大阪府の支援制度につ いて活発な質問が行われました。 本講演により、事業を継続させていくためには、事業継続計画策定が極めて重要であ ることが、改めて認識されました。講演会終了後も、出席者は個別に講師に質問をされ るなど、「事業継続」に対する理解が高まり有意義な講演会となりました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 |
大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業講演会が開催されました |
中小企業講演会が平成25年10月16日に大阪科学技術センター会議室で開催されました。 今回は、中小企業庁の委託事業である「下請代金法・下請ガイドライン説明会」が行わ れ、講師は、西内中小企業診断士事務所代表の西内裕次朗殿により行われました。今回 のテーマの内容から、中小会員企業のみならず、大手・中堅の会員企業の方々も参加さ れました。 当日は、説明会に先立ち、日本ベアリング工業会宮下会長・専務理事よりご挨拶として 、このテーマを取り上げた趣旨について話しがあり、その後、西内裕次朗殿より、この 法律やガイドラインのポイントについて内容説明がありました。この法律は、企業の資 本金により、親事業者、下請事業者の定義が決められており、大手企業のみならず、中 小企業でも親事業者になることや、親事業者の禁止事項のなかで、特に違反件数の多い 、下請代金の支払遅延の禁止や、下請代金の減額の禁止などについて、より詳しく説明 が行われました。 説明ののち、質疑応答が行われ、いままで行われている商習慣に関する内容や、契約を 交わすうえでの支払条件などに関して質問がありました。基本的には、この法律に基づ いた書面を交わすことが重要なこととなりますが、企業によって、いろいろなケースが 考えられ、判断に迷う場合などは、身近な弁護士に相談したり、全都道府県に設置され ている「下請かけこみ寺」を活用するようにアドバイスがありました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業講演会が開催されました |
中小企業講演会が平成25年7月10日に大阪科学技術センター会議室で開催されました。今回は、 HRM総研・八木社会保険労務士事務所代表の八木裕之殿にお越しいただき、「中小企業の人事労 務管理について」と題して、講演会が行われました。 当日は、講演会に先立ち、日本ベアリング工業会宮下会長・専務理事よりご挨拶として講演会の趣 旨について説明があり、その後、八木裕之殿より標記テーマについて説明が行われました。人事労務 問題における職場トラブルの現状やその原因に関して説明が行われ、トラブルを起こさない人事管理 についてアドバイスが行われました。いくつかの事例に基づき説明が行われ、経営者として事前に対応 しておくべき点が示されました。 講演ののち、中小企業各社から質疑応答が行われました。メンタルヘルスによる休職や、本年4月 から施行された「改正高年齢者雇用安定法」に関して、改正の概要や対象者の経過措置などについ て詳しい議論をいただきました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター 会議室にて |
中小企業向け講演会が開催されました |
中小企業向け講演会が平成25年4月15日に日本ベアリング工業会会議室で開催されました。今回 は、経済産業省製造産業局産業機械課長の須藤治殿にお越しいただき、「我が国製造業の現状と中 小企業の現況及び施策について」と題して、講演会が行われました。 当日は、中小企業の経営者の方々と様々な観点から議論ができるよう座談会形式で行われました。 会議の前半は、須藤課長から標記内容に関してお話しをしていただき、後半では、中小企業各社か ら、政府や経済産業省の政策や税制に関して、須藤課長を交え、フリーディスカッションによる意見や 要望が交されました。 前半の須藤課長の講演は、以下の内容についてお話しがありました。 わが国の現状として、中小企業の製造業がデフレ脱却の鍵を握っています。現状の国内空洞化は、 アジアの成長に加えて、法人税、労働規制、エネルギー制約、地球温暖化対策、経済連携の遅れなど が国内事業環境の魅力の低下となり、空洞化の原因となっています。このことから、日本でもう一度投 資をしたいと思われる環境づくりをしていこうということで、安倍政権となって経済対策を今までにない質 と量の両面から、補正予算及び25年度予算、税制改正を策定しています。先端設備や省エネ設備に 対する投資支援や、ものづくり中小企業の研究開発・試作品開発支援の補助金制度、及び研究開発 税制の拡充や生産等設備投資促進税制などを行っていますので、是非、ご活用いただければと思い ます。 講演ののち、中小企業各社から質疑応答・意見交換が行われました。設備投資関連補助金の活用 や、製造設備の固定資産に係る税制、電気料金・エネルギー関係に関する問題点などに関して質問 や意見交換等が行われました。 今後も、中小会員企業の関心事項について、講演会・説明会などを実施する予定です。 日本ベアリング工業会 会議室にて |
“GPSの転がり軸受への適用検討”説明会が開催されました。 |
“GPSの転がり軸受への適用検討”の説明会が、平成25年2月22日に大阪科学技術センター会議室 |
中小企業向け講演会が開催されました。 |
中小企業向け講演会が平成24年12月6日に大阪科学技術センター会議室で開催されました。今回 は、中小企業庁事業環境部経営安定対策室室長の大槻宏実殿にお越しいただき、「中小企業のBCP (Business Continuity Plan)について」と題して、講演会が行われました。 当日配布された「中小企業BCP(事業継続計画)の策定促進に向けて」のパンフレットと、製造業向け 記入例の資料に基づき説明が行われました。まずは、BCPの必要性について説明が行われました。そ の後、取組状況チェックリストを活用し、出席された会社の現状分析が行われ、その結果に基づき、それ ぞれの会社に応じた、身の丈にあった取組みを行うべきとの話しがありました。また、緊急時においても 重要商品を提供し続けるために必要な様々な経営資源(人、物、情報、金など)を確保するための対策( 事前対策)を、平常時から検討・実施しておくことが必要とのアドバイスが行われました。 ご講演ののち、会員各社との質疑応答・意見交換が行われました。主に、自然災害などがあった場合 の融資制度や資金繰りについての質問や、同業種企業との相互支援に関する問題点などに関して、意 見交換が行われました。 です。 大阪科学技術センター会議室にて |
中小企業向け講演会が開催されました。 |
中小企業向け講演会が平成24年9月20日に大阪科学技術センター会議室で開催されました。今回 は、広島工業大学名誉教授・工学博士の中山勝矢殿にお越しいただき、「志を高く掲げよう-技術とロ マン-」と題して、講演会が行われました。 工業技術院の技術試験所(現産業技術総合研究所)所長としての経験談やカナダでの在外研究のお 話しに加え、中国経済産業局月刊広報誌に毎月連続で26年継続して掲載しているエッセイを纏めた単 行本「てくのえっせい-技術とロマン-パート8」から、工夫を凝らした製品の事例などの紹介をいただ きました。講演の後半では、技術立国である日本の経営者に、グローバルな競争社会での心構え・考 え方など、熱き思いのメッセージが送られました。 ご講演ののち、会員各社との意見交換が行われました。主に、ものづくり産業として関心事項でもある 日本の原子力発電の問題、エネルギー・環境対策などに関して、意見交換が行われました。 今後も、会員企業の関心事項について、講演会や説明会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター会議室にて |
エネルギー・環境に関する選択肢に係る説明会が開催されました。 |
平成24年8月3日にエネルギー・環境に関する選択肢に係る説明会が大阪科学技術センター会議室で開催されました。 会議に先立ち、一般社団法人日本ベアリング工業会会長・専務理事の宮下英治より、説明会の開催経緯について説明がありました。即ち、「エネルギー・環境に関する選択肢は、将来の国の方向性を決める非常に重要な課題であり、現在政府では、パブリックコメントを8月12日まで募集しており、こうした情報について的確なタイミングで会員企業にお知らせすることは、工業会が推進すべき公益的事業の根幹のひとつであると考えました。このため、急遽、特別にベアリング工業会のために経済産業省産業機械課の御協力をお願いし、開催することとなった次第であり、火急のご案内とはなりましたが、皆様の多数の御参加をいただき感謝申し上げます。」との説明がありました。 引き続き、経済産業省製造産業局産業機械課係長の國峯彰太殿より、「エネルギー・環境に関する選択肢」の説明が行われました。配布資料に基づき、2030年における3つのシナリオの内容や、エネルギーの選択を行うに当たって重要となる視点と指標、クリーンエネルギーの政策イメージ、今後のスケジュールなどについて説明されました。 説明をいただいたのち、質疑応答などが行われました。出席者から、3つの選択肢のシナリオに関する問題点や、原子力発電の安全性に関する問題点、再生可能エネルギーに関する問題点など、様々な視点からの発言がありました。 政府は、全国での意見公聴会やパブリックコメントの募集等の国民的議論を行ったうえで、「革新的エネルギー・環境戦略」を決定するとしております。 今後も、当工業会としては、公益的事業の一環として、会員企業の関心事項について、講演会や説明会などを実施する予定です。 大阪科学技術センター会議室にて |
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